Interface Separation Technology
廃水・廃液処理における高速分離の新しいアプローチ。
コロイドと気泡界面の相互作用を制御し、単槽・短時間での処理を実現します。
排水中の微細粒子・コロイドは電荷(ζ電位)で反発し合い、重力だけでは沈降しません。
凝集・攪拌・静置・沈殿を繰り返す多段工程が必要で、現場負荷が高い。
条件次第で沈降が不安定になり、処理水の品質にばらつきが生じる。
高含水率スラッジは脱水困難で、廃棄コストが処理費を圧迫する。
RO膜・MF膜の前処理不足により目詰まりが頻発し、膜交換コストが増大。
化学反応ではなく、界面現象そのものを制御することで分離を実現します。
粒子は沈まない。だから、沈める必要はない。
本技術は、コロイドと気泡界面の相互作用を制御し、粒子を界面に集めることで短時間での分離を実現します。
攪拌と分離は同時進行。静置工程ゼロ。処理はその場で完結する。
鉄系・水酸化マグネシウム・粘土鉱物からなる複合コロイドを液中に形成します。
複合コロイドが気泡の界面に吸着し、粒子安定化泡を形成。粒子を界面に固定します。
粒子を取り込んだ泡が浮上し、上部に濃縮されたフォーム層として回収されます。
凝集沈降に依存した従来プロセスとの主要比較。
これらの効果は単一プロセス内で同時に実現されます。
微粒子・コロイドが界面に集約され、処理水の透明度が大幅に向上します。
有機物・油分も界面に取り込まれ、BOD・COD値の改善と油水分離が同時に進みます。
フォーム回収物は含水率が低く、後処理コストと廃棄物量を削減できます。
RO膜・MF膜への懸濁物質流入が減少し、目詰まりと交換頻度を抑制します。
既存ラインを大きく変更することなく、現場の状況に合わせた段階的導入が可能です。
既存設備の後段に本ユニットを追加。大規模な設備改修なしに、現行ラインへ組み込めます。
攪拌→静置→排出と段階を踏んでいた工程を、攪拌と分離の同時進行で大幅に短縮できます。
ユニット化された構成はライン化しやすく、連続運転や自動化との組み合わせにも適します。
廃液の種類や処理規模を問わず、幅広い産業分野への展開が可能です。
めっき・化学・金属加工などの工場排水。重金属・懸濁物質の除去。
強酸性廃液中の金属コロイド・スラッジの効率的分離回収。
RO膜や精密ろ過膜の前段処理として膜負荷を低減。
排水基準対応のための濁度・有機物・油分除去。
濁水・泥水処理。移動式ユニットによる工事現場展開も可能。
スラッジ中の有価金属成分を濃縮回収するプロセスへの応用。
廃バッテリー液(強酸性・鉛スラッジ含有)など難処理液への適用実績あり
廃液・排水処理でお困りの課題について、まずはご相談ください。
評価試験・パイロット試験のご対応も可能です。